[298] バスの故障
あわてた声で、友人から電話。
「バスが、たった今行ってしまった。どうしょう
」
一バス停前から彼女は乗ることになっていた。
時計を見ると予定のバスの10分前。時刻表を確かめる。
「ひとつ早いバスだったみたい。次のバスに乗ろうね」と、一段落。
やってきたバスをみると手を振る彼女の姿。
「あわてたね~。」などとおしゃべり。
しばらく行くとバス停にバスが止まっている。
なんと、友だちが乗りそこなった先ほどのバス。
乗客も降りている。
運転手さんがやってきて「故障した」とのこと。
乗客を乗り換えさせる。約10人。
「車椅子の人がいるから、席を譲って」と、移動をお願い。
みんな快く空いた席へ移る。手伝おうと乗客も数人立ち上がる。
ステップを引き出し、運転手さん二人がかりで車椅子を乗せ、ベルトを締める。
きちんと止めて、バスは発車。後に残る前のバスの運転手さん、額に玉のような汗。
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