[1176]桜見物 ①
例年、いつものレストランで、ランチを食べてから、桜の木の下のテーブルで、コーヒーを飲むのを楽しみにしている母。
今年も待っているだろうと、息子が休みなので、車で実家へ。
相変わらず、ガソリンは残りわずか。
大学前のガソリンスタンドで、満タンに。
54.07ℓ 単価122.1円 ¥7131。
さくらんぼの実がたくさんついている。
「桜見物に行くけど、どこがいい?」と聞いてみる。
「昨日はNさんと甲突川の桜を見に行ったらきれいだった。そして、そばを食べた」といったら、「長くあのあたりも行っていないね~」という。
若い頃家族ですんでいたあたりを懐かしんでいるので、「じゃ、今日は甲突川の桜を見に行こうか?」ということになった。
チェスト館に行く桜並木は、いま桜が満開。
行きも帰りもこの道を通り、桜を満喫。
車を路肩に停めて、母は桜の写真を撮る練習。
途中で雨が降り出す。
花の下でブルーシートを敷いて、宴会をしていた人たちは、ずぶぬれになったよう。
武岡団地を抜けて、常盤トンネルを通り、中州陸橋に出て右折。
川沿いの店の駐車場に車を停める。
てんぷらと笊そばのセットで、揚げたての天ぷらを満喫。
食事がすんで、目の前の桜並木まで行く。
桜をめでながら、「ここは松方橋だ。あそこは武之橋だね。
橋の下の中洲で弟たちはよく遊んでいた。」と、昔を懐かしむ。
92歳になった母は、足が弱って、杖だけでは遠くまでは歩けそうもない。
車の中に手押し車が入っているのだったが、置いてきてしまった。
ようやく車に戻って、「天保山橋を渡って、桜が咲いている川沿いに帰ろうか?」ということに。
懐かしい地名を見つけたり、きれいな桜に喜んだり、ゆっくりと車を走らせ、西田橋を通って、急坂の水上坂へ。
久しぶりのお出かけ、満足してくれたかな?
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