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10時過ぎ、用が早く済んだので、市役所から水族館の方へ歩いてみた。
久しぶりに近づいたら、マイクで説明するお兄さんの声と、子供達の歓声が聞こえた。
雨にもかかわらず、子供たちは大喜び。
隣の水路には、もうマンボウはいなくて、シイラがいた。
釣りで海から引き上げられると、いままで青みをおびてうつくしかった体が、みるみる黄色くなっていく。
近くで泳ぐ姿を、見られるのはうれしい。
思いもかけずに、楽しい場面に出会えて、歩いた甲斐があるというもの。
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隣の水路には、もうマンボウはいなくて、シイラがいた。
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