早朝のバス
学生で満員かと思いきや、乗客はほとんど座れている。
これで目的地までゆっくり過ごせる。
多くの乗客が降りた鹿児島中央駅を通過し、料金の積み増しを済ませてもどると、ひとつ前の席の足もとに小さく折りたたんだ千円札が落ちていた。誰も座っていない。
こんな感じ
1枚かと思って、信号待ち中の運転手さんに「1,000円落ちていました」と届けた。
「車内に1000円落ちていました。お心当たりの方はお申し出ください」
停車時に運転士さんが車内放送をした。
しかし、すでに降りてしまった空席の人には、残念ながら届かない。
渡すときよく見たら2枚重なっていたようだ。
確か始発のあたりから乗ってきた、青い服を着たおじいさんが座っていたような。
降りる時慌てていて、落としたのに気づかないで、行ってしまったのだろう。
年金生活の中の貴重なお小遣い。
イタイだろうな。
ひとごととは思えないぞ。
バスは7:30に病院前に着いた。
かわいい芝桜がちらほらと、お出迎え。
コメント