トクサ
中学の時だったか、授業で習った能.狂言のなかに、とくさがでてきたような記憶がある。
珍しい植物だったので、話のあらすじはうろ覚えだが、傘の骨だったか金物をとぐ植物として、きおくされてしまつた。
それからたまに道端で見かけることがあると、立ち止まり、しばらく眺めていたものだった。
植物で金物をとげるなんて不思議と思っていたのだろう。
最近、郵便局の植え込みに生えているのを見つけた。
ヒョロヒョロとまばらに生えていた。
ツツジの間からカヤやヨモギなどと一緒に。
もう少し太くないと、役に立たないよと思ってしまった。
余計なお世話でした。
そしたら、近くの園芸店の店先に、小さな鉢植えが手招きしていた。
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