[2357]仏前の花
父の命日が7月29日。
お盆前に花をもっていこうと、おいどん市場の横の花売り場へ。
流石にまだ値上がりはしていない。
だいたいお盆が近づくと、価格は2倍近くになる。
定番の菊、リンドウ、ちどめぐさ、ユリ。
それに鬼灯。
たっぷりとふくらんだオレンジ色の実が、数珠繋ぎになって、いつもと違う雰囲気を出している。
お墓2組と仏前に1組。
3組の束を作る。
新聞紙にぐるぐる巻きになったのを、どさりと助手席へ。
日に照らされて暑くなった室内。
エアコンをかけて出発。
仏前の花を入れ替え、
墓参りに行こうとしたら、母がいった。
「お墓は造花を指してあるよ」
「熱くてすぐ花瓶の水が蒸発して、花がもたない」らしい。
コメント