最後の12人娘
昼過ぎに友人Nさんより電話。
「いまMデパート。
きれいな渋柿が出てるよ。
いる〜?いるでしょう!!」
「一段落したから、もうおしまい!
それに重たいから、いらないよ」
「主人が一緒だから大丈夫。
それで何個いる?」
好意を無にするわけにもいかず、とりあえず1袋お願いする。
ほくそ笑んでいる顔が目に浮かぶ・・・やれやれ
やがて、
皮に傷のついていない、色どりがよく、やや大ぶりの
渋柿が届いた。
一度店終いしてから作業に入るには、タイミングが必要。
思いやりはうれしいけれどねぇ・・・
夜、包丁、ピューラー、まな板などをならべて、渋柿の皮をむく。
殺菌用に鍋でお湯を沸かしながら・・・台所は湯気で真っ白。
いつも気にかけてくれて、ありがとう。
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